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都市と緑地   石川幹子著  岩波書店  [読書]

 

  

 

     都市と緑地―新しい都市環境の創造に向けて

 私はBSテレビをよく見る。その時つくづく思うのはイタリア、フランス、デンマーク等のヨーロッパの諸都市が本当に綺麗なことだ。しかも特色がある。日本のように汚い、しかもどこかで見たことがあるような建物が立っているのとは大違いだ。もっとも人口が多いというもんだいはあるが。

 その背景にヨーロッパ諸国は馬車道が発達していた(過去のその街の伝統と考え方)違いはあるものの、過去の歴史から見て、成り行き任せの日本の政治家には何ら計画的な考え方の欠如していたことが伺える。これは一人為政者の問題ではなく、国民全体がそうなのだろう。だって江戸時代はもっとましだったのだ。ただし、庶民は立ち入り禁止だったが。

日本でも東京はましな方で、大阪やその他の都市に至っては全く都市として美しくない。これは部分をつなぐネットワークシステムがほとんど活かされていないことによる。その鍵となるのは公園緑地と、河川、街路であるとこの本では書かれている(p.307)。


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