テキヤはどこからやってくるのか? ~露店商いの近現代をたどる~ 厚香苗 光文社新書 [読書]
ふうてんのとらさんじゃないがもともと香具師(ヤシ)の商売には関心をもっていた。まあこの本を読んでもその故事来歴はよく分らないのが真実だろう。皆共通に神農さんを祖先とするくらいで、その店舗数が数万単位になるとは思わなんだ。
昔、その時間になるとやって来て、紙芝居をただみはいかんで等いわれつつ見ていたが、まさか近所の店屋が中心となっているとは思わなんだし、どこか遠くからやって来ると思っていた。
この著者は自分の経験を語っているだけで、何ら学術的調査をしたわけでもないだろう(調査をやるにしても,出来ない)。香具師についてもそういう調査をしたわけでもなく、ただ単に店舗がなくても商売ができ、それで貧しいながらも余命を保っていけたのだろう。
同じ文章が繰り返されているところが2カ所ある。
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