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411  闇に香る嘘   下村敦史    第60回江戸川乱歩賞受章    H26.9.26読了 [読書]

    闇に香る嘘

  香るとはどういうことか。最後になるまで出てこない。自分がやさしい母の実子と思っていたが、それが逆転する。自分が偽物でないかと思っていた兄が実は母の本当の子で、自分は中国人で、中国人の母親が井戸に落とそうとしていた双子二子の兄弟の弟であった。

 それまでの死の寸前までいったことや、危ない目に何度かあっているものの、盲目の親父がようもったものだ。最後は私の好きな、めでたし、めでたしで終わる。

 

 

 



 




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