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コンスタンティノープルの陥落   塩野七生    新潮文庫 [読書]

       コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

  著者の本は何冊読んだことだろう。これも塩野七生が書いていると知って即買った。チェザーレボルジアやマキャベリ、海の都の物語などこの人の書く本は残酷過ぎず、難し過ぎず、面白い。ただローマ人の物語は長過ぎて読まない。まさに歴史小説を読んでいる感じだ。

 この本も著者の癖だろうが、資料を丹念に読んでいる。私は誰が出て来ようがそんなことはお構いなく読んだ。それでも地図を見たりして、結構時間がかかったが。後の解説を読むとそれは皆記録を残した人たちだった。

 1453年かくしてビザンティン帝国は滅んだ。


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