理科系の作文技術 木下是雄著 中公新書 [読書]
この年になって何故こんな本を読むのかといわれるかもしれない。しかし、今まで知らなかったのだから仕方がない。是がKJ法の川喜多二郎の「発想法」(昭和42年初版)と並び賞される本と知ったのは先日の新聞でだ。
確かにポイントを得ているが、読んだだけでは何のことやら要領を得ない。KJ法はカードによる分類仕分けで、野外観察も自分の「シマ」も持たない私にとってはあまり関係ないことだと思っていたが、この本もそれと全く同じだ。この本はまさに理科系の人が学術論文を発表するとき大いに助かるだろう。
私の文章は分り易いと自分で自我自賛しているが、今後は曖昧な表現は避ける等ここに書かれてあることも参考にして文章を作りたい。
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